古い畳の処分方法いろいろ
まずは畳の状態をチェックする
畳は定期的にメンテナンスをすることで長く使えます。「表替え」「新調」「裏返し」というメンテナンス方法があります。傷んだ畳でもメンテナンスをすればまだまだ使えることも多いので検討してみましょう。
裏返し裏返しとひっくり返すことで新品のような状態にすることです。新しい畳から2~3年後に行います。畳1枚につき裏返しできるのは一回だけです。
表替え畳床は交換せずに、畳表、畳縁を新しいものに交換します。新しい畳から4~5年後に行います。新品の同様のイグサのにおいが広がります。
新調畳表、畳床、畳縁をすべて交換します。新しいイグサのにおいが広がり、見た目にも新しくなります。
畳の処分方法いろいろ
裁断して燃えるごみに出す
最も安く処分できる方法がコレ!可燃ごみに出すので処分費は0円です。
自治体によって可燃ごみに出せる大きさが違います。それぞれの自治体の可燃ごみに出せる大きさまで切断して出します。
このほうほうはお金はかかりませんが、かなりの労力がいりますので、覚悟しておきましょう。
できるだけ安く処分したい人向けです。また、ノコギリや裁断機を使う際にケガには十分注意しましょう。
- 費用が掛からない
- 労力と時間がいる
自治体の粗大ごみ収集で出す
いちばんに思いつくのがこの方法ではないでしょうか?
畳はほとんどの自治体で有料収集になります。自治体によって手順が若干異なりますが、おおまかな流れとしては以下の手順になります。
- 電話やインターネットで予約する
- 粗大ごみ処理券をコンビニなどで買う
- 処理券を貼った粗大ごみを家の前に出す
自治体によっては予約から収集まで1週間以上かかることもめずらしくありません。時期によっては1か月かかることも!!
畳屋さんに引き取ってもらう
前述したとおり、畳は定期メンテナンスをすることで長く使うことができます。
ですから、昔からの御用達の畳屋さんがあれば、そこで引き取ってくれることはあるでしょう。
しかしながら、まったくお付き合いのない畳屋さんに、いきなり古い畳の処分だけを依頼してもなかなか難しいかもしれません。
張替などのメンテナンスを行うついでに、引き取ってもらうのが基本です。
処分だけでも受け付けてくれるかどうかをお近くの畳屋さんに確認してみましょう。もしかすると、受け付けてくれるかもしれません。
不用品回収業者に引き取ってもらう
これが最も簡単で手間がかからない方法です。しかし、処分費はその他の方法よりも高いです。
不用品回収業者であれば電話1本で即日でも回収してくれます。自治体のように待たされることはありません。
料金相場は畳1枚当たり1,000円~2,000円程度ですが、そのほかに基本料や出張費用などがかかります。(業者によってまちまちです)
1つ確実に言える重要なことは、不用品回収業者に頼む場合は畳1枚だけなどの少量の回収を依頼すると割高になります。できるだけ多くの畳を同時に回収した方が得になります。畳以外の不用品も同時に回収してもらった方がなお割安になります。
畳処分のQ&A
畳を買い取ってくれるところはないの?
基本的に買取は不可能だと思った方が良いでしょう。古くなった畳の需要はありません。
畳を無料でひきとってくれるところはない?
無料であっても引き取る業者はいませんので、よほど新しい畳ならジモティーなどで探してみると良いかもしれませんね。
古くなった畳の使い道はない?
畑などに肥料としてまくという方法があるようです。その他には除草剤として利用することもできるようです。